2016年12月15日木曜日

能動的な聞き方の事例


能動的な聞き方の三事例が目にとまった。




こどもが言葉を覚えると、むしろ逆に
コミュニケーションがおかしくなる。
これはどの親も経験しているのではないかと思う。

子どもは子ども
表面的な言葉ではなくて
その奥にあるサインを読み取りたい。




・責められている
・嫌味を言われる
・怒られる
それは、ただの錯覚かも知れない。
まじめな人ほど、あるいは
ひどく怒られた経験や失敗の経験が強く記憶に残っていると
自分を責める傾向にあるのだと思う。

先ほどの子どものケースとは逆に
むしろ自分より強い立場(にあると思っている)人の場合は
文字をそのとおり、感情を入れずに
そのままロジカルに受け取ったほうがいい。
そして、能動的にきいてみる。




子どもが"つきまとう"というようなケース、
家事や何らかの仕事を邪魔してくるような時というのは
何かを訴えたいという重大なサイン。

どんなに忙しくても、
一度だけ手をとめて向き合い
能動的に聞くことで、かえって時間短縮にもなるし
あとあと問題が大きくなってしまうようなこともなく
すっきりさせてあげることができる。


- 親業訓練協会 ヒューマンリレーションニュース 2016冬より -